3日目
10:30位まで寝てて、11:00にチェックアウトした。変な夢みてて、起きたときここはインドだという実感がなかった。 昨日精神的に疲れたのでちょっとホテルを出るのが憂鬱だったが出ていった。

シゲタトラベルのホテルに行くが満員だったので地球の歩き方に書いてあった日本人宿を探すが見つからず、1時間くらい歩いていた。 途中で初日に空港で出会い、両替をしてくれた日本人に会った。菅野さんというらしい。あのときはありがとうございました。。 結局メインバザールのヒルトンというホテルにチェックインした。400Rsでまぁちょうどいい。 そしてオールドデリーに行ってみることにした。あとから気付いたけど絶対先にホテルに入って荷物を置いておいた方がいい。 楽だし荷物を持って歩いてると人が群がってくるから。

ニューデリー駅の裏からリキシャーで50Rsでレッドウォールに向かう。 サイクルリクシャーでこいでる人は大変そうだった。何度もぶつかりそうになったけどインドではこれが普通。 レッドウォールにつくと50Rsの約束だったが100Rsあげた。でももう50Rsくれとか言ってきたので「You said 50Rs!」と言ったらニッコリして「イエッサー、サンキュー!」と言って握手をして消えた。

しかしレッドウォールはすごい迫力だ。写真ではたいしたことないけど実物はかなりすごい。入場券を100Rsで買った。門はすごく立派だった。 ボディーチェックしてから中に入る。入口に機関銃が据え付けてある。こわい。中に入ると土産屋が並んで中は広場のようになっていた。 インド人の小学生がたくさんいた。しかしこういう場所は日本人が結構いると思ってたけど全然いなかった。1人地球の歩き方読んでる人がいたぐらい。 話しかけてないけど。

プラプラ歩いているうちにかなりゆったりしたいい気持ちになってきて、インドに来てよかったと思った。ベンチに座ってチョコを食べて休んだ。時計を見るとまだ14:30だ。 レッドウォール内のミュージアムとかを一通り見て出た。かなりよかった。
3day_1_レッドウォール 3day_3_レッドウォール内
3day_2_レッドウォール門 そして歩いてジャマーマスジットに向かう。途中で10Rsのハンバーガーを買って食べた。歩いている道もコンノートブレイスに比べると何となく気持ちがよかった。 オールドデリーの方が全体的に優しい、人間味ある雰囲気がある気がする。歩いているといきなりばあさんがにこやかな顔で胸にインドの国旗のワッペンをつけてきた。 拒否する間もなく付けられてしまう。するとばあさんは手を差し出してきた。金をくれということらしい。しかたないので1Rsを出すと首を振ってきた。 ワッペンといっても紙に針を刺しただけのものでいらないので返そうとすると、もう穴を開けてしまったからダメといったジェスチャーをしてくる。面倒くさいので無視して脱出しようとすると、服を掴んで離さない。 10Rsを出すと掴みの強さが弱くなったので脱出した。全くひどい押し売りだった・・。まあ30円だからいいか。小銭があってよかった。

そうこうしているうちにジャマーマスジットの入り口に着いた。入り口からず〜っと露店が続いていて、服や雑貨を売っている。 ジャマーの前の階段を上がると、とても眺めがよかった。オールドデリーを見下ろす感じである。ジャマーの門をくぐろうとすると怒られた。靴を脱がなきゃいけないらしい。で、この怒ってきた人が200Rsくれと言ってきた。なんだ?またインチキ屋か?と思ったが、どうやら普通にここの入場料らしい。 インチキ系の人と見分けがつかないので紛らわしい。中に入ると鳩がたくさんいて、広い中をみんな靴を脱いで歩いていた。ジャマーの建物の中に入ると20人位が座って拝んでいた。

プラプラ歩いて座っていると、少年がやってきて「I'm very hungry. Give me money」とやたら言ってくるのでちょっと話して最後に1Rsあげた。 そして門を出て階段に座ってボーッと町を眺めていた。ジャマーからはインド民歌が流れていてずっと座っていたい気分になった。そのうちさっきの少年がまたやってきて「Give me money. I'm very hungry 」を繰り返している。しばらくずっと無視して座っていたが少年が隣に座ってきたので名前とか聞いて最後に[take care」と言って10Rsあげた。 その時の少年のパッという笑顔が印象的だった。 その両脇の広場では子供達が野球をやったりしていた。乞食の人達もたくさんいた。汚い毛布にくるまって道ばたにうずくまり蝿がたかっていて、死んでいるのでは・・と思う人も多数いた。しかしなんでインドは両足、片足がない人がやたら多いのだろうか・・。

階段を下りる途中、足のない人やあまりにも外見がやばい人達が泣き叫びながら物乞いしていた。男女でくっついてうずくまっている人もいた。夫婦なんだろうか・・?こういう光景を見るとほんとにまだまだ発展途上国だと思う。 階段を下りて露店通りを歩いていると肉を焼いている露店があったので5Rs分買ったらあまりにもうまかった。インドでは今のところ一番うまい。羊の肉らしい。もっと買えばよかった。ジャマーを出て通りを歩いていると大勢の子供に囲まれて握手した。日本人が珍しいらしい。確かに日本人は少ない。全然いない。
3day_4_ジャマーマスジット前 3day_5_ジャマーマスジット門 3day_6_ジャマーマスジット 3day_7_ジャマーマスジット門内
ジャマーマスジットMovieMovie:ジャマーマスジット

オートリクシャーに乗り、50Rsでニューデリー駅に連れてってもらった。 もう結構色々慣れてきたと思った。要するに、向こうから話しかけられたらプイッて感じで目をそらせばいい。用があるときは自分から話す。ニューデリー駅に着いてホテルに戻った。 そして午前中迷ってるときに見つけたインターネットカフェに行く。いろいろ電車やらバスやら調べた。 明日の水曜はジョイプル行きの電車はないみたい。あーあ。明後日にするか、明日ジョードプルに行くか迷う。でもジョードプルはもう行かなくていいかな。遠いし戻ってくるのだるいし、それなら最後にブッタガヤに行った方がいいかな。。。 1時間半位ネットをしていて20Rsだった。無難に良い店だ。ボロいけど。カフェを出て駅方面に向かう。

かなり腹が減ったので食べ物屋を探す。ターリー25Rsと書いてある看板の店に入って35RsのDXターリーを頼む。ターリーとはカレーとライスとヨーグルトとかが一枚の皿にのっかてるもので、結構うまい。店が狭いので相席だった。 最初老人が前に座っていたがその後韓国の女の子(大学生)が座ってきて、ちょっと話した。昨年のクリスマスからインドにいて、明日帰るらしい。友人も一緒に来たけどその人は1人でネパールとかに行ったらしい。英語が得意そうだった。おれももっと喋れたらなーー。その子は丁寧にスプーンを使って食べていたが、インドらしく手でガツガツいくべき!と勝手に思った。 先に食べ終わって手がカレーまみれなので拭きたいなーと思っているとウェットティッシュを出してくれた。いい子だ。「have a nice day. バーイ」と適当に言って店を出た。 あ、お金払うの忘れてたー!と気づいて引き返して払った。アチャチャ。

プラプラ歩き回っていると韓国の人達に韓国語で話しかけられたけど「I'm Japanese」というと「sorry」と言われて行ってしまった。 かなり韓国人に間違えられる。まあ似てるから当然だけど。あとネパール人にも間違えられた。しかし日本人より断然韓国人が多い。どっちも大していないけど。アメリカ人もまあまあ目にする。 昨日は混沌とした謎の町に見えたここも、今日は良い場所に見えた。慣れたのか?もうデリーは分かった気がした。

プラプラ歩いてちょっと迷って、水とポテトとか買ってホテルに戻った。 3day_8_夜のメインバザール ホテルの上のカフェでレモンティー飲んだ。会計の時100Rs札しかなくて細かいのはないと言われたけどここのホテルに泊まってると言ったらおつりを持ってきた。 部屋に戻って手足顔を洗った。 フロは今日はいいや。明日、できたらバスで、無理なら明後日電車でジャイプルに行こう。明日はコンノートブレイスにリベンジしてみるかな。1日で精神は回復するものだ。明日からがとても楽しみに思えるようになった。

23:40 シェルトン
 

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